NSW Australia Day3 19.11.08
◼︎Glen Davis
3日目。この日はペラジックの予定だったのだが、強風のためキャンセルになってしまった。落胆の色は隠せないが、代わりの場所ということで、前日目星をつけたのが超希少種のRegent HoneyeaterやTurquoise Parrotの生息地となっているエリア。シドニーの中心地からはBlue Mountains方面を迂回して3時間ほどかかった。CaperteeからGlen Davis Roadに入り、Glen Aliceとの合流点となる三叉路をさらに東へ進む。その終着点にあるのがキャンプ場で、この周辺で色々と狙えるらしい。
キャンプ場へのアプローチ。両側が台地に挟まれた草原を進む。

草地ではRed-rumped Parrotの群れやAustralian Pipit、Nankeen Kestrelなどに出会った。

Red-rumped Parrot ビセイインコ

Australian Pipit オーストラリアマミジロタヒバリ
キャンプ場に到着した。鳥影はかなり多い。
Honeyeaterは概ねこの4種類。最も多いのがWhite-plumed Honeyeater. Noisy Friarbirdは数が多いがなかなか撮影ができない。

White-plumed Honeyeater ミミジロコバシミツスイ

Yellow-tufted Honeyeater キムネミツスイ

New Holland Honeyeater メジロキバネミツスイ

Noisy Friarbird ズグロハゲミツスイ
キャンプ場に1個体だけいたJacky Winter. 地味だが可愛い。

Jacky Winter オジロオリーブヒタキ
Treecreeperの仲間。キツツキのように木を登っていたり、地面をホッピングしていたりと、同じ鳥とは思えない習性だった。


Brown Treecreeper チャイロキノボリ
Dusky Woodswallowが林内を飛び回る。

Dusky Woodswallow ウスズミモリツバメ
けたたましい声が聞こえると思ったら、Sacred Kingfisher! こんな林の中にいるイメージは無かったのでびっくりだ。

Sacred Kingfisher ヒジリショウビン
よくわからない鳥。ツグミ類だと思ったらOrioleの幼鳥だった。

Olive-backed Oriole シロハラコウライウグイス
これは見たかった!1科1種のshriketitだ。ちょうど巣作りをしていたので見やすかった。IOCでは現在、北部、南東部、南西部の3亜種に分かれているが、今後Northern, Eastern, Western Shriketitに種分化される可能性が高い。今回は南東部に生息するEastern.


Crested Shriketit ハシブトモズヒタキ
キャンプ場を離れ、林内へ進む。現れたのは子育て中の綺麗な小鳥。ちょいレアらしい。

Restless Flycatcher フタイロヒタキ
またしてもよくわからん鳥が出た。こんなところにPipit??と思ったが、後に調べたらGrassbirdの近縁種だった。これもちょいレアかな。

Brown Songlark ヒバリモドキ
藪の中でFairy-wrenらしき鳥が動いたので念のため確認したらビンゴ!Variegatedだ!! これは見たかった。周辺のエリアでは圧倒的にSuperbが多いので、危うく見落とすところだった。美しくて愛らしい鳥だ。

Variegated Fairywren ムナグロオーストラリアムシクイ
同時にVariegatedが出ていたので、さらっとスルーしてしまった。昨日も見たやつ。

White-naped Honeyeater ハチマキミツスイ
枯れた川沿いを歩く。同行者に会うとさっきまでちょいレアBabblerがいたらしい。探したが見れず。代わりに出てきたのがEastern Yellow Robin.シャイで難しかった。

Eastern Yellow Robin ヒガシキバラヒタキ
White-naped Honeyeaterとは何か違う気がして念のため撮影しておいた。調べたらBlack-chinned Honeyeater。別種だった。

Black-chinned Honeyeater ノドグロハチマキムシクイ
Grey Shrikethrushが綺麗な歌声で囀っていた。全土に生息するが、5亜種に分かれ、亜種ごとにレパートリーがあるらしい。

Grey Shrikethrush ハイイロモズツグミ
この場所唯一のキーバードだったかもしれない。Diamond Firetail. めちゃくちゃ見たかったので現れた時はかなり興奮したが、あっという間に飛び去ってしまった。。。いつか必ずリベンジを。

Diamond Firetail オオキンカチョウ
こんな感じで種数は出て個人的には嬉しかったが、狙っていたスターバードは出ないまま終了。もう1ポイント行こうと思ったら、山火事で通行止め。なんとも不運だったが仕方ない。ということでここからは車で適当に流しながら探鳥。気温も上がり暑くなり、鳥の活性は一気に悪くなった。
ロードサイドにButcherbirdの雛がいたので車を止めて降りる。

Grey Butcherbird ハイイロモズガラス
木陰にインコが3種類いた。Eastern Rosella, Red-rumped Parrot, Galah. 活性が悪い。

Eastern Rosella ナナクサインコ
White-plumed Honeyeaterの群れの中に、よく見ると微妙に模様が違うHoneyeaterがいた。

White-plumed Honeyeater ミミジロコバシミツスイ

Fuscous Honeyeater コバシミツスイ
ハチクイ!普通種だが、シンプルに嬉しい。

Rainbow Bee-eater ハチクイ
運転中にFiretailが横切った。急いで降りるがすでに姿はなく、代わりにいたのがちょいレアなこの鳥。日本人には人気が出そうな配色だが、ちゃんと撮影できなかったのが残念。またいつか〜。

Hooded Robin クロズキンヒタキ
午後も不調のまま。ようやく出たnew sp.

Yellow Hornbill ヒメトゲハシムシクイ
最後に撮影したのはGrey-crowned Babbler. オーストラリアにもBabblerが生息しているとは知らなかった。動きは素早く、撮影が難しかった。

Grey-crowned Babbler オーストラリアマルハシ
Regent HoneyeaterとTurquoise Parrotはどちらも見ることができず残念だった。難易度の高い鳥なので、何度も通う必要があるだろう。ebirdで直近の記録があったRegentのポイントは山火事で立入禁止となっていたわけだが、帰国後あんなに深刻な問題となるなんて、この時は思いもよらず。Regentは絶滅にリーチをかけたと言っても過言でないだろう。
Maned Duck
Pacific Black Duck
Grey Teal
Crested Pigeon
Peaceful Dove
White-faced Heron
Sacred Kingfisher
Rainbow Bee-eater
Galah
Sulphur-crested Cockatoo
Red-rumped Parrot
Crimson Rosella
Brown Treecreeper
Variegated Fairywren
Superb Fairywren
New Holland Honeyeater
Noisy Friarbird
Black-chinned Honeyeater
White-naped Honeyeater
Red Wattlebird
Yellow-tufted Honeyeater
Noisy Miner
Fuscous Honeyeater
White-plumed Honeyeater
Yellow Thornbill
Grey-crowned Babbler
Dusky Woodswallow
Australian Magpie
Grey Butcherbird
Black-faced Cuckooshrike
Crested Shriketit
Rufous Whistler
Grey Shrikethrush
Olive-backed Oriole
Willie Wagtail
Magpie-lark
Restless Flycatcher
Australian Raven
White-winged Chough
Eastern Yellow Robin
Hooded Robin
Jacky Winter
Welcome Swallow
Brown Songlark
Common Starling
Diamond Firetail
Australian Pipit
New Species =25
3日目。この日はペラジックの予定だったのだが、強風のためキャンセルになってしまった。落胆の色は隠せないが、代わりの場所ということで、前日目星をつけたのが超希少種のRegent HoneyeaterやTurquoise Parrotの生息地となっているエリア。シドニーの中心地からはBlue Mountains方面を迂回して3時間ほどかかった。CaperteeからGlen Davis Roadに入り、Glen Aliceとの合流点となる三叉路をさらに東へ進む。その終着点にあるのがキャンプ場で、この周辺で色々と狙えるらしい。
キャンプ場へのアプローチ。両側が台地に挟まれた草原を進む。

草地ではRed-rumped Parrotの群れやAustralian Pipit、Nankeen Kestrelなどに出会った。

Red-rumped Parrot ビセイインコ

Australian Pipit オーストラリアマミジロタヒバリ
キャンプ場に到着した。鳥影はかなり多い。
Honeyeaterは概ねこの4種類。最も多いのがWhite-plumed Honeyeater. Noisy Friarbirdは数が多いがなかなか撮影ができない。

White-plumed Honeyeater ミミジロコバシミツスイ

Yellow-tufted Honeyeater キムネミツスイ

New Holland Honeyeater メジロキバネミツスイ

Noisy Friarbird ズグロハゲミツスイ
キャンプ場に1個体だけいたJacky Winter. 地味だが可愛い。

Jacky Winter オジロオリーブヒタキ
Treecreeperの仲間。キツツキのように木を登っていたり、地面をホッピングしていたりと、同じ鳥とは思えない習性だった。


Brown Treecreeper チャイロキノボリ
Dusky Woodswallowが林内を飛び回る。

Dusky Woodswallow ウスズミモリツバメ
けたたましい声が聞こえると思ったら、Sacred Kingfisher! こんな林の中にいるイメージは無かったのでびっくりだ。

Sacred Kingfisher ヒジリショウビン
よくわからない鳥。ツグミ類だと思ったらOrioleの幼鳥だった。

Olive-backed Oriole シロハラコウライウグイス
これは見たかった!1科1種のshriketitだ。ちょうど巣作りをしていたので見やすかった。IOCでは現在、北部、南東部、南西部の3亜種に分かれているが、今後Northern, Eastern, Western Shriketitに種分化される可能性が高い。今回は南東部に生息するEastern.


Crested Shriketit ハシブトモズヒタキ
キャンプ場を離れ、林内へ進む。現れたのは子育て中の綺麗な小鳥。ちょいレアらしい。

Restless Flycatcher フタイロヒタキ
またしてもよくわからん鳥が出た。こんなところにPipit??と思ったが、後に調べたらGrassbirdの近縁種だった。これもちょいレアかな。

Brown Songlark ヒバリモドキ
藪の中でFairy-wrenらしき鳥が動いたので念のため確認したらビンゴ!Variegatedだ!! これは見たかった。周辺のエリアでは圧倒的にSuperbが多いので、危うく見落とすところだった。美しくて愛らしい鳥だ。

Variegated Fairywren ムナグロオーストラリアムシクイ
同時にVariegatedが出ていたので、さらっとスルーしてしまった。昨日も見たやつ。

White-naped Honeyeater ハチマキミツスイ
枯れた川沿いを歩く。同行者に会うとさっきまでちょいレアBabblerがいたらしい。探したが見れず。代わりに出てきたのがEastern Yellow Robin.シャイで難しかった。

Eastern Yellow Robin ヒガシキバラヒタキ
White-naped Honeyeaterとは何か違う気がして念のため撮影しておいた。調べたらBlack-chinned Honeyeater。別種だった。

Black-chinned Honeyeater ノドグロハチマキムシクイ
Grey Shrikethrushが綺麗な歌声で囀っていた。全土に生息するが、5亜種に分かれ、亜種ごとにレパートリーがあるらしい。

Grey Shrikethrush ハイイロモズツグミ
この場所唯一のキーバードだったかもしれない。Diamond Firetail. めちゃくちゃ見たかったので現れた時はかなり興奮したが、あっという間に飛び去ってしまった。。。いつか必ずリベンジを。

Diamond Firetail オオキンカチョウ
こんな感じで種数は出て個人的には嬉しかったが、狙っていたスターバードは出ないまま終了。もう1ポイント行こうと思ったら、山火事で通行止め。なんとも不運だったが仕方ない。ということでここからは車で適当に流しながら探鳥。気温も上がり暑くなり、鳥の活性は一気に悪くなった。
ロードサイドにButcherbirdの雛がいたので車を止めて降りる。

Grey Butcherbird ハイイロモズガラス
木陰にインコが3種類いた。Eastern Rosella, Red-rumped Parrot, Galah. 活性が悪い。

Eastern Rosella ナナクサインコ
White-plumed Honeyeaterの群れの中に、よく見ると微妙に模様が違うHoneyeaterがいた。

White-plumed Honeyeater ミミジロコバシミツスイ

Fuscous Honeyeater コバシミツスイ
ハチクイ!普通種だが、シンプルに嬉しい。

Rainbow Bee-eater ハチクイ
運転中にFiretailが横切った。急いで降りるがすでに姿はなく、代わりにいたのがちょいレアなこの鳥。日本人には人気が出そうな配色だが、ちゃんと撮影できなかったのが残念。またいつか〜。

Hooded Robin クロズキンヒタキ
午後も不調のまま。ようやく出たnew sp.

Yellow Hornbill ヒメトゲハシムシクイ
最後に撮影したのはGrey-crowned Babbler. オーストラリアにもBabblerが生息しているとは知らなかった。動きは素早く、撮影が難しかった。

Grey-crowned Babbler オーストラリアマルハシ
Regent HoneyeaterとTurquoise Parrotはどちらも見ることができず残念だった。難易度の高い鳥なので、何度も通う必要があるだろう。ebirdで直近の記録があったRegentのポイントは山火事で立入禁止となっていたわけだが、帰国後あんなに深刻な問題となるなんて、この時は思いもよらず。Regentは絶滅にリーチをかけたと言っても過言でないだろう。
Maned Duck
Pacific Black Duck
Grey Teal
Crested Pigeon
Peaceful Dove
White-faced Heron
Sacred Kingfisher
Rainbow Bee-eater
Galah
Sulphur-crested Cockatoo
Red-rumped Parrot
Crimson Rosella
Brown Treecreeper
Variegated Fairywren
Superb Fairywren
New Holland Honeyeater
Noisy Friarbird
Black-chinned Honeyeater
White-naped Honeyeater
Red Wattlebird
Yellow-tufted Honeyeater
Noisy Miner
Fuscous Honeyeater
White-plumed Honeyeater
Yellow Thornbill
Grey-crowned Babbler
Dusky Woodswallow
Australian Magpie
Grey Butcherbird
Black-faced Cuckooshrike
Crested Shriketit
Rufous Whistler
Grey Shrikethrush
Olive-backed Oriole
Willie Wagtail
Magpie-lark
Restless Flycatcher
Australian Raven
White-winged Chough
Eastern Yellow Robin
Hooded Robin
Jacky Winter
Welcome Swallow
Brown Songlark
Common Starling
Diamond Firetail
Australian Pipit
New Species =25
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