Norfolk Island Day1 19.11.10

◼︎Norfolk Island
シドニーの4日間が終了した。朝一で空港へ向かい、ここからは旅のメイン、ノーフォーク島へ移動する。ノーフォーク島のアクセスはシドニーとメルボルンの2路線があり、シドニーからはニュージランド航空で約2時間。あっという間だった。

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強風の影響で着陸時はタイミングを見計らって島の上空を何度か旋回した。そのおかげで2つの島を上空から堪能。
先に見えてきたのは、無人島のPhillip Island(フィリップ島)。滞在中に一度だけ訪れる予定だ。

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その北に位置するのがNorfolk Island(ノーフォーク島)。与那国島より少し大きいくらいの島で、人口は2000人ほどの有人島だ。

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New South Wales州の括りとなるためオーストラリアの国内移動となるはずだが、つい最近まで独立の立法・行政権を有した国家だったという背景事情もあり、出入国の際は国際線と同様の扱い。そのためイミグレや入国カードの記入もあるという。まるで異国に来たかのような気分。
空港は小さかった。周りは観光で訪れたオーストラリア人の老夫婦と、ノーフォークが故郷と思われる若人ばかりで、東洋人で年齢もデコボコの我々はかなり浮いていた気がする(笑)

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空港で宿のオーナーと合流して、島の東端に位置する貸別荘に直行。想像以上に綺麗で設備も十分整っている。4洋室と1LDKの間取りで、めちゃくちゃ快適。しかも窓の外は高台に面したオーシャンビューで、シロアジサシが飛んでいるという素晴らしい立地。

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庭でCalifornia Quail。ここでは外来種だが、意外とシャイなので、目にする機会が多い割に撮影が難しい。
ノーフォーク島の鳥相の特徴の1つとして、外来種の種類及び個体数が多いことが挙げられる。中には希少な固有種と競合するものもおり、深刻な問題である。

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California Quail カンムリウズラ & House Sparrow イエスズメ introduced

中心地のスーパーに出る途中、電線に止まっているSacred Kingfisherを発見。ノーフォーク固有亜種。普通に見かけるが、これもシャイだった。

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Sacred Kingfisher ヒジリショウビン endemic subspecies

中心地に出るたびに通った十字路。イギリスの田園都市のような景観。まあ実質異国だな。

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スーパーが1軒。なんでも揃っているが、閉まるのが早い。物価は少し高め。野菜や生物はタイミングを選ばないと品薄だったり。

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すでに夕方だが、本格的な探鳥開始。
島の北端に向かう道沿いにある小さな池を覗くと、なんと目の前にアメウズがいた!こんな絶海の孤島にも渡り鳥が入るんだな〜と。嬉しいおまけ。

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Pectoral Sandpiper アメリカウズラシギ


ロードサイドの林縁で小鳥類を探した。ここではさっそく固有種をゲット。
現存するノーフォーク島の固有種は4種。かつてはもっと多かったようだが、環境破壊や外来種の導入により、その大半は絶滅した。

1種目のNorfolk Gerygone. メジロくらいのサイズで、島では平地から森林地帯の国立公園内まで幅広く生息している。

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Norfolk Gerygone ノーフォークセンニョムシクイ endemic species

Golden Whistlerは固有亜種。シドニーで見た亜種と違い、雄成鳥でもこの羽色。いずれ種分化しそう。

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Golden Whistler キバラモズヒタキ endemic subspecies

Grey Fantailも固有亜種。どこにでもいる。

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Grey Fantail ハイイロオウギビタキ endemic subspecies

メジロの仲間はもともとこの島に3種いた。1種は絶滅、もう1種は島北部の国立公園内に多く生息している。Silvereyeは平地に多く、上手く棲み分けているようだ。

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Silvereye ハイムネメジロ

目的地のCaptain Cook展望台に到着した。到着早々真上をセグロアジサシやシロアジサシ、ヒメクロアジサシが次々と飛んで行く。海に突き出た展望台から眼下を見下ろすと、無数のアジサシが飛び交っている。海鳥好きにとっては堪らない空間だろう。感動した。

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Sooty Tern セグロアジサシ


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White Tern シロアジサシ


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Black Noddy ヒメクロアジサシ

憧れのアオツラカツオドリが目線の高さを飛ぶ。めちゃくちゃ興奮した。幸せすぎる光景だ。。。

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Masked Booby アオツラカツオドリ

この旅のキーバードの1つ、Grey Noddyが遠くを飛んだ。多くが海面付近を飛ぶので、なかなか近くにはやってこなかった。明日以降に期待する。

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Grey Noddy ヒメハイイロアジサシ

猛スピードで通過したのはハグロシロハラミズナギドリだ!!またしても大興奮。ほんのワンチャンスだったが、なんとかモノにした。

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Black-winged Petrel ハグロシロハラミズナギドリ

最後にアカオネッタイチョウが通過。この一瞬でも夢のような光景だが、これは旅の序章に過ぎない。

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Red-tailed Tropicbird アカオネッタイチョウ

日没前はNorfolk Island National Parkの森林内へ。
ロケハンのつもりだったが、普通に2種の固有種をゲットできた。残る固有種はあと1種だが、旅の大本命にして最難関。その姿を拝めるのはいつになろうか。

2種目の固有種となったのはNorfolk Robin. 雄はとても美しい。何度見ても飽きない鳥だった。

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Norfolk Robin ノーフォークサンショクヒタキ endemic species

3種目の固有種はSlender-billed White-eye. Silvereyeに似るが、嘴は長く体型はごつい。森林域に多く生息しているようで、国立公園内のメジロは概ね本種だった。

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Slender-billed White-eye ハシボソメジロ endemic species

高台の広場で日没をむかえる。正面に見えるのがフィリップ島。

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夕食後にナイトバーディング。とあるフクロウを狙ったが、この日探したエリアには現れず。
周囲の樹林にはシロアジサシやヒメクロアジサシがとまり、トレイル沿いにはオナガミズナギドリの暗色型が落ちていた。こんな貴重な体験もなかなかできる機会はない。

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White Tern シロアジサシ


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Wedge-tailed Shearwater オナガミズナギドリ dark morph

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