FIELDNOTE 19.12.08

◼︎伊豆沼

10月下旬にその鳥の情報を初めて聞いた時は正直誤情報だろうと思っていたが、知人からホンモノの写真が送られてきて腰を抜かした。最近特に海外探鳥に興味を持ち始めてからというもの、いわゆる"珍鳥"に対する執着心が以前と比べ薄れていることは実感していたが、今回は違った。絶対に見たい。奇抜な見た目に純粋に惹かれたのは言わずもがな。加えて分布域が局所的で数も少なく、本来の生息地で見るのはあまり現実的ではない。それが日本に飛来したなんて、またとない機会だ。そんな居ても立っても居られない衝動とは裏腹に、情報を聞いた直後は所用や体調不良、長期遠征もあってズルズルと延期せざるを得ない状況に。非常にもどかしい思いだった。
12月に入り、時は満ちた。と言っても、現地滞在は1日だけ。しかも相手は沼から四方八方飛び去る10万羽のガンと行動を共にする。無謀なチャレンジであることは火を見るよりも明らかだが、とりあえず行かなければ気が済まなかったのである。

12時半に東京を出発、連れの後輩と交代で運転し、途中ヘッドライトに照らされるコミミズクを見ながら、日の出前には現地に到着することができた。

まずは恒例の塒発ち。これに関しては目標のガンが見れるにしろ見れないにしろ、わざわざ来た甲斐があったな〜と思わせてくれる。

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Greater White-fronted Goose マガン


ハクガンはそれぞれ7羽と19羽のグループを見ることができた。いつの間にかこんな増えていてびっくり。

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Snow Goose ハクガン


その後は北側の田園を中心に捜索。まず東側でマガンの大群を見つけた。
その中にハクガン8羽。近くで見れてかなり良かった。

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Snow Goose ハクガン


マガンの色彩異常も1個体。とても目立っていた。

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Greater White-fronted Goose マガン


北側に集結する大群も一通り見たが、成果なし。
偶然知人の車とすれ違い、カリガネとコクガンの場所を教えていただいた。カリガネは20~30の群れ。田んぼでコクガンとは非常に珍しい。10万分の1という意味では目標と同じレア度なのだが。。。

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Lesser White-fronted Goose カリガネ


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Brant Goose コクガン


午後もひたすらマガンを見続けただけで成果無し。カワアイサが近くに出た。

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Common Merganser カワアイサ


以上。
と、冒頭の熱量の割にあっさりした内容だが、一日中マガンの群れと対峙していたら写真もそんな撮らずに終わってしまった。結果は無念の敗退。これを何日も続けるのはキツイ。意欲を根こそぎへし折られ、再度伊豆沼に向かおうとは到底思わなかった。またいつかチャンスが来るだろう。

仙台で牛タンを食べて帰宅。美味すぎた。

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