NSW Australia Day1 19.11.06

◼︎Sydney

ちょうど1年ぶりの海外探鳥。前回同様、計10日間の長旅であった。目的地はオーストラリア大陸の東、ニューカレドニアとニュージーランドの間に位置する絶海の孤島、ノーフォーク島(Norfolk Island)だ。島滞在中は隣接する無人島フィリップ島(Phillip Island)を目指す。詳細はまた後ほど語るとして、NorfolkへのアクセスはSydneyを経由する必要があるため、最初の4日間はSydneyを拠点に探鳥することとなった。

NSWはオーストラリア南東部を占めるニューサウスウェールズ州の略である。シドニーはNSWの州都。2日目に訪れたキャンベラは「首都特別地域」として独立の行政区域となっているが、野鳥にこの境界は関係ないので、便宜上、NSWに括ることとする。南半球なので、今回訪れた11月はオーストラリアの初夏にあたる。日本より湿度が低く涼しいので日中は過ごしやすいが、朝晩の冷え込みは厳しかった。また強風の日が多く、ジャケットは必須であった。

前日22:20羽田発、翌6日09:55着の便でシドニーに降り立つ。本来の時差は1時間だが、サマータイムでプラス1時間。日本時間が2時間遅いということになる。
入国は自動ゲートを使用すればあっという間。専用の機械にパスポートをかざして数個の質問に答えるだけ。終わると紙が出てくるので、これを自動ゲートに通す。(このシステムを知らず、発券後に有人カウンターに並んでしまった。)

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税関を出てすぐにレンタカーのカウンターがある。保険などについてあれこれやり取りをしているが、正直意味がさっぱりわからない。職員の人はかなりわかりやすく発音してくれている感じだったが。ここら辺のノウハウは早く習得したい。
車は外に出た向かい側の屋内駐車場。鍵をもらったら勝手に乗っていくという仕組み。

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同行者との待ち合わせなどもあって、空港を出たのが12時前。
まずは空港から程近いCentennial Parkでウォーミングアップがてらの探鳥。オーストラリアは個人的に初上陸なので、現れる鳥はほぼ初見。至福の時間である。

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Noisy MinerはSydneyの公園ではどこでも見かける超普通種。名前の通り、おしゃべりな鳥。

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Noisy Miner クロガオミツスイ


カラスポジションはRaven。鳴き声は"aaaah"と甲高い声で鳴き、まるで志村けん。分布的にLittle Ravenも生息するはずだが、カラスの識別に時間を割く余裕が無い。

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Australian Raven ミナミワタリガラス


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Australian Magpie カササギフエガラス


独特の見た目。MagpieでもLarkでもなく、サンコウチョウと同じMonarchidae科に属す。超普通種。

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Magpie-lark ツチスドリ


池の周囲にはオオバンとバン。全く警戒心が無い。バンは日本に生息するCommonとは別種。Australian Swamphenも超普通種。

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Dusky Moorhen ネッタイバン


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Australasian Swamphen オーストラリアセイケイ


カモ類。メジロガモが池にうじゃうじゃいる光景は新鮮。

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Black Swan コクチョウ


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Pacific Black Duck マミジロカルガモ


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Hardhead オーストラリアメジロガモ


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Grey Teal ハイイロコガモ


ウは3種類。Darterは上空を旋回したのみ。

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Australasian Darter オーストラリアヘビウ


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Little Black Cormorant ミナミクロヒメウ


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Australian Pied Cormorant マミジロウ


Australian White Ibisはオーストラリアを訪れる知人から「この鳥何?」と写真が送られてくる鳥の代表格。あまりに身近にいるので写真を全然撮っていなかった。街中にクロトキが住みついてる光景は日本人の感覚としては異質で慣れない。

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Australian White Ibis オーストラリアクロトキ


Spoonbillが小さい池にいるのは驚いた。オーストラリア全土に生息する普通種だが、見る機会は意外と少なかった。

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Royal Spoonbill オーストラリアヘラサギ


オーストラリアといえばインコ・オウム類。今回の旅でも10種類ほど観察できた。最初に見つけたのがキバタン。日本でもペットとして馴染み深いこの鳥は、オーストラリアで最も頻繁に見かけるインコ類だ。

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Sulphur-crested Cockatoo キバタン


続いてPowerful Owlが塒にしているRoyal Botanical Gardenを訪れた。事前に調べておいた情報を元にピンポイントで場所を特定できたが、いない。散歩人に聞くと数日に一度しか現れないとのこと。オーストラリアのフクロウ類は塒を数ヶ所持つものが多いそうで、難易度が増す。

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同じ区画にRainbow Lorikeetが大集合していた。カラフルでインパクトは強烈。

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Rainbow Lorikeet オーストラリアゴシキインコ


公園の原っぱではMasked LapwingやSilver Gull。

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Masked Lapwing ズグロトサカゲリ


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Silver Gull ギンカモメ


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Welcome Swallow オーストラリアツバメ


対岸にオペラハウスが現れた。今回の旅も観光の予定はなかったので、偶然見ることができたのは嬉しい副産物。

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Sydney Olympic Parkに移動。園内は緑が多く、湿地もあるので種数を多く稼げる。広大な敷地なので、今回は湿地がある東部に絞る。

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観察窓を覗くとまずRed-necked Avocetの大群が目に入る。他にもPied StiltやBlack-fronted Dotterelなどオーストラリアならではのシギチもいるが、残念ながら距離が遠すぎる。

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Pied Stilt オーストラリアセイタカシギ

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Red-necked Avocet アカガシラセイタカシギ


周囲のトレイルではSuperb FairyWrenの群れが登場。Superbはどこに行っても容易に見られる普通種だが、綺麗&可愛いを兼ね揃えた最強の小鳥だ。

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Superb Fairywren ルリオーストラリアムシクイ


普通種だが、潜行性が高い。

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White-browed Scrubwren マミジロヤブムシクイ


オーストラリアといえばHoneyeater。70種類以上生息する。地味なものが多いが、中にはRegent Honeyeaterのような超鮮やかで超希少な魅力的なものもいる。この2種は普通種。

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White-plumed Honeyeater ミミジロコバシミツスイ


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Red Wattlebird アカミミダレミツスイ 


園内の原っぱにいたCrested Pigeon。大雨覆と三列風切の構造色が美しい。

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Crested Pigeon レンジャクバト


Wagtailではなく、Fantailの仲間。和名がしっくりくる。

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Willie Wagtail ヨコフリオウギビタキ


Australasian Figbirdはこの一回きり。Black-faced Cuckooshrikeはどこでも見かけた。

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Australasian Figbird メガネコウライウグイス


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Black-faced Cuckooshrike オーストラリアオニサンショウクイ


Asian Koelとは別種扱い。

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Pacific Koel ナンヨウオニカッコウ


Black Swan
Pacific Black Duck
Grey Teal
Chestnut Teal
Hardhead
Pacific Koel
Rock Dove
Crested Pigeon
Australasian Swamphen
Dusky Moorhen
Eurasian Coot
Australasian Grebe
Pied Stilt
Red-necked Avocet
Masked Lapwing
Black-fronted Dotterel
Sharp-tailed Sandpiper
Silver Gull
Little Pied Cormorant
Little Black Cormorant
Australian Pied Cormorant
Australasian Darter
Australian White Ibis
Royal Spoonbill
Australian Pelican
Laughing Kookaburra
Sulphur-crested Cockatoo
Rainbow Lorikeet
Superb Fairywren
Red Wattlebird
Noisy Miner
White-plumed Honeyeater
White-browed Scrubwren
Australian Magpie
Pied Currawong
Black-faced Cuckooshrike
Australasian Figbird
Willie Wagtail
Magpie-lark
Australian Raven
Welcome Swallow
Fairy Martin
Common Myna

New Species=38

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